夕陽のガンマン

2024年1月19日




午後のロードショー大好きなパート主婦です。
大好きな午後ローをまったりと流し見てゆきたいと思います。
今回は午後ロー1月19日放送された夕陽のガンマンの感想です。

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公開 1965年
監督 セルジオ・レモーネ
公開当時 クリント・イーストウッド(35歳)

午後ローでは時々このような古い名作映画が放送されますが私は勝手に午後ロープレミアムクラシックシリーズと呼んで愛でているのです。

まさに王道の西部劇といった感じで全編にわたって男達のはったりのかましあい、意地の張り合いを見せつけられます。
クリント・イーストウッド演じるモンコとダグラス大佐の足の踏み合いっこや帽子の飛ばし合いは子供の喧嘩みたいですね。

クリント・イーストウッドは甘いマスクに長身、クールなガンマンのイメージにぴったりですね。
煙草を横っくわえにしながら銃を撃ったり見栄を切ったり、これでもかというほど映画の中でかっこ付けているのですが、まったく嫌味が無くまさに千両役者と言えますね。
この時代はスターが映画の中でどれだけかっこつけても許される時代だったのかもしれませんね。
当時この映画を見た男子は憧れずにはいられなかったしょうね。

なんとこの映画の吹き替えはクリント・イーストウッドを山田康夫 ダグラス大佐を納谷悟朗 エル・インディオを小林清志が演じているのですね。
偶然なのか意図的なのか、ルパン三世ファンにとっては嬉しいサプライズです。
劇中で響く小気味いい乾いた銃声もルパン三世のオープニングで使われている効果音に聞こえてしまします。
エンニオ・モリコーネのこれぞ西部劇!といった音楽も痺れますね。

この映画を見て思い出してしまうのがアマゾンプライムで見たアメリカのドラマ「ウエストワールド」です。
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富裕層向けの巨大な未来のテーマパークで高額を払って訪れるゲストと、ゲストをもてなすアンドロイド、テーマパークのスタッフそれぞれの視点から描かれるSFドラマなのですが、そこはまさに男たちの憧れるマッチョな西部劇の世界なのです。
最初にゲストはゲームのチュートリアルのようにこの「夕陽のガンマン」のような西部劇の衣装を身に着けたり銃を装備したりするところからスタートするのですが、このアトラクション「ウエストワールド」のスタート地点はこの映画にも登場する西部劇の酒場なのです。
そこからゲストの趣向に応じたストーリー展開を体験できるのですが、悪ノリをするゲストは女性を暴行したり銃を乱射したりとやりたい放題なのですが、対象がアンドロイドなので犯罪行為にはならず、すべて料金に含まれるオプションといった感じなのです。
ゲストのほとんどが男性である所を見ると、やはり男性は西部劇の男くさいマッチョな世界に憧れる傾向があるのですね。
まさにクリント・イーストウッド演じる名無しのモンコは男性の憧れなのですね。

クリント・イーストウッドは今年91歳にして主演映画「クライマッチョ」が公開されますね。
予告編を見たところまさにマッチョ(男らしい男)で原点回帰といった感じですが、この年齢で主演、監督を務めるとはまさにギネスブックに載ってもよいレベルではないでしょうか。

今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。

総合評価
ストーリー   ★★★
午後ロー親和性 ★★★★★
流し見許容度  ★★★★★

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