アルカトラズからの脱出

2025年10月9日



公開 1979年
監督 ドン・シーゲル
公開当時 クリント・イースト・ウッド(49歳)

 

この映画ももう5~6回は見ていると思いますが、いつも程よく内容を忘れているので毎回楽しく見ています。

実話が元になっているのですね。
午後ローでもたびたびアメリカの刑務所のシーンが登場しますが、中庭でバスケをしたりタバコを吸ったりと、日本の刑務所と比べて自由度が高い気がします。
刑務所の中の人間関係も大変で、どの派閥に属すかで刑務所での居心地が全然変わってくるのも恐ろしいですね。
実際には違うのかもしれませんが、午後ローで見る限りアメリカの刑務所は 鉄格子で閉ざされた独房のイメージが強いですね。
それだけ一筋縄ではいかない凶悪犯が多いということでしょうか…。
私だったら雑居房より独房の方が気楽で良いな~と思ってしまします。

またいつも思うのが、刑務所の食事のまずそうなこと!!
刑務所内で、食べ物をめぐるいさかいが絶えないのも無理ありませんね…

 

クリントイーストウッドの吹き替えは、やはり山田康雄以外考えられませんね。ルパンの時とはまた違う、声に独特の疲れが滲んでいてとてもセクシーですね。
そして、なんと刑務所長の吹き替えを銭形警部役の納谷悟朗、黒人グループのボスで図書係のイングリッシュの吹き替えを次元の小林清志が担当しているんですね。
偶然なのか意図的なのか、でも嬉しいサプライズですね。アルカトラズからの脱出:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画

最近のアクション映画は、ITを駆使しコンピューターをハッキングしたりして敵を欺く手法が多いですが、この映画のようにあくまで自己の体力と知恵と人間力のみで仲間と協力し少しずつ積み上げていくパターンの方が好きです。

脱出法はまさかの浮き輪にバタ足というものでした。(潮の流れなども計算に入れているのでしょうが…)
脱出した3人の生死はいまだ不明という事でしたが、彼らの執念があればなんとか島にたどり着いたかもしれませんね。

主役のモリスを陰ながら助けるイングリッシュとの最後の別れのシーンが心に残ります。

クリントイーストウッドは現在91歳なんですね! いまだにハリウッドの第一線で活躍しているのは奇跡ですね。

総合評価
ストーリー   ★★★★
午後ロー親和性 ★★★★
流し見許容度  ★★★★
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