Mr.&Mrs.スミス
午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー6月28日放送Mr.&Mrs.スミスの感想です。
公開 2005年
監督 サイモン・キンバーグ
公開当時 ブラッド・ピッド41歳 アンジェリーナ・ジョリー30歳
この映画での共演がきっかけで、二人は交際することになったそうです。
そのせいか、延々と結婚式でカップルのつまらない馴れ初め映像を見せられているような気分にさせられます。
内容はともあれ、主演の二人はとても楽しそうですね。
正体はお互い凄腕の殺し屋の夫婦が、素性を露にすることで倦怠期を乗り越え、恋人同士のような関係に戻る… 聞いただけでげんなりするような使い古されたネタのオンパレードであり、主演がこの二人でなかったら集客は難しかったでしょうね。
運命的な出会いの末、電撃的に結婚したスミス夫妻。
しかし、そんな二人の正体は対立する組織に属するプロの暗殺者だった。
この映画は公開前からおおよその内容が公開されており、スリリングな展開などみじんも無く、それゆえ長尺のつまらないコントを見ているようです。
午後ローで何度も見ているのですが、いつも途中で集中力が途切れてしまい最後まで見る事ができません。
最後まで敵対関係がはっきりせず、なぜお互い殺し合うことになったのかが良くわからないのです。
この映画の最大の見せ場は、家の中での殺し合いですね。
常軌を逸した派手な夫婦喧嘩という設定なのでしょうが、狙い過ぎていて少しも笑えません。
この監督は笑いのセンスゼロですね。
ラストのカウンセラーが、「それでは今の夫婦生活は何点?」ジョンは「10点!」
「ご馳走様でした😅」という感想しか出てきません。
これは当時全盛期だったブラピとアンジーをひたすら鑑賞する映画ですね。
いわゆるブラックコメディなのですが、映画を見てはっきりしたのは、この二人にはコメディの素養は無いということです。
二人ともガチガチに肩に力が入っており、コメディに必要な「ハズシ方」がわかっていないように思うのです。
夫婦喧嘩をモチーフにしているという点で、私は80年代の「ドリフの大爆笑」の中の沢田研二と志村けんが寒い冬の朝布団を奪い合う夫婦コントを思い出してしまいました。
二人とも映画の撮影前にこのコントを見て勉強してほしかったものです。
ブラッド・ピッドはワイルドさの中に少年のようなピュアさがあり、輝く瞳と眩しい笑顔が魅力的で人気絶頂の頃ですね。
アンジェリー・ナジョリーはCG映像かと思うほどの完璧な顔とスタイル、ブラピで無くとも惚れてしまいますよね。
ただ私は彼女のタラコのように不自然に膨らんだ唇が始終気になってしまいました。
映画などでアメリカ人の富裕層の夫婦が、カウンセラーに高額を支払ってカウンセリングを受けるシーンを度々見る事があります。
カウンセラーは結局、当たり障りのない普通の事を提案しているだけで、これで夫婦関係が改善するとはとても思えませんね。
まあ、離婚の前段階として「できるだけの事はした」という言い訳がほしいのでしょうね。
ブラピは当時女優のジェニファー・アニストンと結婚していたのですが、アンジーとの出会いを期に離婚したのだそうです。
ブラピが童顔なため気付かなかったのですが、二人は意外と年齢差があるのですね。
アンジーはブラピのおっさんくささに嫌気が差したのかもしれません。
結局二人は離婚してしまいましたが、この二人も実生活でカウンセリングを受けていたかもしれませんね。
今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。
総合評価☆☆☆☆☆
ストーリー★★
流し見許容度★★★
午後ロー親和性★★★★
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