テイキング・ライブス

2023年4月12日


午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー1月25日放送テイキング・ライブスの感想です。

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公開 2004年
監督 D・J・カールソー
公開当時 アンジェリーナ・ジョリー28歳 イーサン・ホーク33歳 ポール・ダノ19歳

映画のポスターを見ても分かるように、サスペンスと共にアンジェリーナ・ジョリーねっとりした色気を堪能する映画です。
オリヴィエ・マルティネスやジャン・ユーグアングラード、ジーナ・ローランズなど私の好きな俳優が出演しているので最後まで見てしまいました。
主役級の俳優を大挙して出演させている割には、内容は今一つといった感があります。

残虐な犯行による猟奇殺人事件が続発。プロファイルの天才であるFBI捜査官イリアナは鋭い勘で犯人像に迫り、犯人は被害者になりすまして生きていることを突き止める。だが唯一の目撃者、コスタに犯人の魔の手が迫る…

冒頭のポール・ダノが最初の殺人を犯すシーンまでは、先の読めない緊張感があるものの、それ以降はサスペンスとしての意外性や魅力を失い失速したと言えます。

不穏なムードのオープニングは「セブン」を彷彿とさせますね。
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アンジー演じるイリアナは、FBIから派遣された有能なプロファイラーという設定なのですが、結局、彼女のプロファイリングはほとんどはずれていたと言えます。

イリアナはこの事件の唯一の目撃者、ジェームス・コスタを尋問する。
マーティン・アッシャーは次々と人を殺してはその人物と地位を乗っ取っていた。
アッシャーは画家コスタになりすましていた…

彼女が無能なのか、犯人のキャラくター作りが巧妙過ぎるせいなのか、すっかり犯人の掌のうえで転がされていますね。
コスタがイケメンゆえか、イリアナは彼をすっかり信頼し、挙句の果てに恋仲になってしまうのです。
この映画は午後ローで何度も放送されており、以前の放送ではかなり濃厚なラブシーンが長尺で放送されていたのを覚えています。

アンジーはもちろんヌードを披露していましたが、このシーンは映画の最大の見せ場かもしれません。
現在のコンプライアンスの問題からか、今回はこのシーンはカットされていましたね。

映画“テイキング・ライブス”を観ましたよ~ - 映画を観るのが好き!

コスタといとも簡単に男女の関係をもってしまったイリアナ。同僚の刑事に「バカ女!」と怒鳴られるのも無理はありませんね。

私はコスタの殺人シーンよりも、終盤彼がイリアナをシバキ倒すシーンに戦慄してしまいました。
殺人犯と判明するまではイリアナと恋人関係であり、優しかった時とは別人のように容赦なく暴力をふるう…
天下のアンジーをバッシバッシと張り倒す彼に恐怖を感じてしまいます。
テイキング・ライブス | 吟遊映人 【創作室 Y】 - 楽天ブログラストは少し釈然としませんが、イリアナのプロファイラーとしての面目躍如といったところでしょうか。
テイキング・ライブス』アンジェリーナ・ジョリー☆イーサンホーク(アメリカ、カナダ)ミステリー | ☆[よペ子]☆アルペジオ♪ダイアリー♬イーサン・ホークはクセの無い爽やかなイケメンですが、やはりポール・ダノのインパクトに負けてしまっていますね。

ポール・ダノはイーサン・ホーク演じるマーティンの少年時代という設定なのですが、顔の造りや雰囲気があまりに違うせいで同一人物に思えず、犯人が二人いるような印象を受けてしまいます。
マーティンは外見を変えながら殺人を重ねていたという設定なのですが、「整形」というのは、サスペンスにおいて都合の良い言葉ですね。
Paul Dano as the murderous Martin in the movie "Taking Lives" | Paul dano, Paul, Attractive peopleポール・ダノは冴えない陰キャオタクを演じる事が多いイメージですが、外見は中性的でもあり、見る角度によってはイケメンにも見え、見る者の想像力を掻き立てる俳優ですね。

イーサン・ホークでは無く、ポール・ダノがマーティンの役を最後まで演じた方が良かったかもしれません。
陰キャオタク系のポール・ダノと、カースト上位女子アンジーの組み合わせの方が、意外性があり断然面白かったのではないでしょうか。

Taking lives [2004]

この当時のアンジーはCG合成のキャラクターなのではないかと思うほど、3次元離れした美しさです。捜査官チームの中の紅一点なのですが、男共はみな美しいアンジーにロックオンしてるのです。

必要以上にはだけた胸元などお色気を前面に出している彼女なのですが、私は彼女のお尻のように二つに割れたタラコのような分厚い唇が始終気になってしまいました。

アンジーは2013年に遺伝的に乳がんの発生リスクが高い事から、乳房切除術を受け、三か月後には再建手術を受けています。
子供たちとできるだけ長期間人生を共にしたいという気持ちからの選択だったそうです。
まさに彼女らしい、攻撃的ともいえる予防対策ですね。費用は日本円で500万ほどかかるそうですが…
彼女が走るシーンでぶるんぶるんと揺れる胸を見て、ついそんな事を思い出してしまいました。

サスペンスを読み解くという点では彼女の過剰な色気はノイズになってしまうのですが、アンジーが演じていなかったら、単なるB級エロティックサスペンスになっていたでしょうね。

今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。

総合評価☆☆☆☆☆
ストーリー★★
流し見許容度★★★
午後ロー親和性★★★★★
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