テイキング・ライブス

午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー1月25日放送テイキング・ライブスの感想です。
公開 2004年
監督 D・J・カールソー
公開当時 アンジェリーナ・ジョリー28歳 イーサン・ホーク33歳 ポール・ダノ19歳
映画のポスターを見ても分かるように、サスペンスと共にアンジェリーナ・ジョリーねっとりした色気を堪能する映画です。
オリヴィエ・マルティネスやジャン・ユーグアングラード、ジーナ・ローランズなど私の好きな俳優が出演しているので最後まで見てしまいました。
主役級の俳優を大挙して出演させている割には、内容は今一つといった感があります。
残虐な犯行による猟奇殺人事件が続発。プロファイルの天才であるFBI捜査官イリアナは鋭い勘で犯人像に迫り、犯人は被害者になりすまして生きていることを突き止める。だが唯一の目撃者、コスタに犯人の魔の手が迫る…
冒頭のポール・ダノが最初の殺人を犯すシーンまでは、先の読めない緊張感があるものの、それ以降はサスペンスとしての意外性や魅力を失い失速したと言えます。
不穏なムードのオープニングは「セブン」を彷彿とさせますね。
犯人マーティン・アッシャーは、殺した相手の人生を次々と乗っ取っていた。
イリアナは唯一の目撃者コスタを尋問するも、実はアッシャーが画家コスタになりすましていた。
アンジー演じるイリアナはFBIの敏腕プロファイラーという設定ですが、結局彼女のプロファイリングはほとんどハズレており、実際は犯人の掌の上でコロコロ転がされまくっています。
イケメンのコスタ(イーサン・ホーク)にあっさり心を許し、恋に落ちてしまうあたり、同僚に「バカ女!」と怒られるのも納得です。
本作の最大の見せ場である濃厚なラブシーンは、コンプライアンスの問題かあっさりカットされていました。
ラストは少し釈然としませんが、イリアナのプロファイラーとしての面目躍如といったところでしょうか。
個人的に最も衝撃だったのは、終盤でコスタがイリアナを容赦なく暴力をふるうシーンです。
恋人だった時の優しさはどこへやら、天下のアンジーをバッシバッシと張り倒す豹変ぶりに戦慄を覚えました。
イーサン・ホークはクセの無い爽やかなイケメンですが、やはりポール・ダノのインパクトに負けてしまっていますね。
ポール・ダノはイーサン・ホーク演じるマーティンの少年時代という設定なのですが、顔の造りや雰囲気があまりに違うせいで同一人物に思えず、犯人が二人いるような印象を受けてしまいます。
マーティンは外見を変えながら殺人を重ねていたという設定なのですが、「整形」というのは、サスペンスにおいて都合の良い言葉ですね。
ポール・ダノは冴えない陰キャオタクを演じる事が多いイメージですが、外見は中性的でもあり、見る角度によってはイケメンにも見え、見る者の想像力を掻き立てる俳優ですね。
イーサン・ホークでは無く、ポール・ダノがマーティンの役を最後まで演じた方が良かったかもしれません。
陰キャオタク系のポール・ダノと、カースト上位女子アンジーの組み合わせの方が、意外性があり断然面白かったのではないでしょうか。
この当時のアンジーはCG合成のキャラクターなのではないかと思うほど、3次元離れした美しさです。捜査官チームの男達が皆彼女にロックオンしているのも無理はありません。
必要以上にはだけた胸元などお色気を前面に出している彼女なのですが、私は彼女のお尻のように二つに割れたタラコのような分厚い唇が始終気になってしまいました。
アンジーの過剰な色気はサスペンスのノイズになりがちですが、彼女がいなければただのB級エロティックサスペンスで終わっていたでしょう。
ちなみに、彼女が走るたびに胸がぶるんぶるん揺れるのを見て、乳房切除&再建手術のニュースを思い出し、「この人、やっぱり攻めの人生だな…」と感心してしまいました。
今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。
総合評価☆☆☆☆☆
ストーリー★★
流し見許容度★★★
午後ロー親和性★★★★★
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