エクスペンダブル・レディズ
午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー1月18日放送エクスペンダブルズ・レディズの感想です。
公開 2014年
監督 クリストファー・レイ
公開当時 クリスタナ・ローケン34歳 身長180cm ゾーイ・ベル35歳 身長173cm ブリジット・ニールセン48歳 身長185cm
ターミネーター3で不死身の女ターミネーターを演じたクリスタナ・ローケンが出演していたので最後まで見てしまいました。
この映画を一言で表現するなら「可愛くないチャーリーズエンジェル」といったところでしょうか。
男子が好みそうなキュンとするような可愛らしさは皆無ですが
「若さがなんぼのもんじゃい‼」「こちとら、経験値で勝負じゃ~‼」といった気概を感じます。
クレイ キャット、メイリン、レイブンの4人が刑務所から召喚され、武器を装備しカザフスタンに向かう所まではテンポよくキレがあり、一気に見る事が出来ましたが、現地について救出活動をするところからは失速した感があります。
カザフスタンの犯罪組織に、アメリカ合衆国大統領の娘が誘拐される。CIAが極秘救出作戦に選んだのは、選りすぐりの能力を持つ4人の女囚人たちだった…
犯罪組織のボス、ウルリーカは男装の女性で大の男嫌い。
CIAから「男みたいな女」と言われるだけあって、185センチのブリジット・ニールセンはどこか魔女を思わせるインパクトのあるルックスですね。
“男嫌い”のウルリーカに対する強行作戦をとるため結成された女性だけのチーム。
これは少し「…?」となってしまいますね。
レズビアンのウルリーカを篭絡するという意味なのでしょうか。
突然現れた井上咲楽似の少女、レクシーの助けで、犯罪組織に潜入することに成功した4人。
クレイはウルリーカを油断せせるため、共同ビジネスの話を持ち掛けるフリをする。
ソファーに腰掛け酒を飲みながら、嘗め回すようにクレイを見るウルリーカ。怪しげなムードが漂う…
ブリジット・ニールセンとゾーイ・ベルがエロティックに絡むシーンは今風に言えば「誰得」と言えるかもしれません。
村の少女レクシーは、クレイたちに協力したことで犯罪組織に殺害される。「アメリカに行きたかった…」
レクシーを殺害されたクレイは、怒りに燃え無双に敵をなぎ倒していく。
一見ニューハーフのような元CIA工作員レイブンは本当に途中で仲間を裏切るのですね。これはささやかなどんでん返しと言えるかもしれません。
4人は犯罪組織を壊滅させ、無事に大統領の娘を救出しアメリカに帰還する。
「一杯飲まなきゃ。レディース割引のある店に行くよ。アディオス!」
大柄な女たちの肉弾戦は、アメリカの女子プロレスを彷彿とさせます。
出演時間の長さから見て、ゾーイ・ベルが主演であり「チャーリーズエンジェル」におけるキャメロンディアスの立ち位置でしょうか。
元スタントウーマンだけあって、重量感とキレのあるアクションはさすがですね。
登場シーンで独房から出てきたばかりだというのに、バッチリメイクなのはご愛敬ですね。
クールな美貌のクリスタナ・ローケンは「カワイ子ちゃん」の立ち位置なのでしょうね。
実際、映画に登場する男共はすべて彼女にロックオンしているのです。
ブリジット・ニールセンを初めて見たのは1986年公開「コブラ」で、彼女はトップモデルの役を演じていました。
シルベスター・スタローンの元妻ですね。
あれから28年…。 年月の重みを身に染みて感じます。
CG丸出しの爆破シーンや、撮影の背景があまり展開しないことから、おそらくかなりの低予算だったのではないでしょうか。
敵方のテロ計画があまりにずさんな事や、救出チームが簡単に組織に潜入できたりと、雑なシナリオでツッコミどころ満載と言えます。
キャスティングがまあまあ良いだけに少し残念ですね。
ロバート・ロドリゲスやタランティーノ風に、ブラックコメディ風の作品にすればそれなりに面白い作品になったのではないでしょうか。
いわゆるカワイ子ちゃんではない彼女たちなのですが、胸の谷間を露にしたタンクトップなどお色気要素も忘れていないのです。
時代の変化か今作は女性たちの逞しさ全開、エロはほんの添え物、といった感じですね。
嫌なニュースが多い今日この頃、頭をからっぽにして見れるこのような映画は本当にありがたく癒しになります。
今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。
総合評価☆☆☆☆☆
ストーリー★
流し見許容度 ★★★★★
午後ロー親和性★★★★★
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