ロスト・バケーション
午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー8月17日放送ロスト・バケーションの感想です。
公開 2016年
監督 シャウム・コレット・セラ
公開当時 ブレイク・ライブリー28歳
サメに食われるというのは、多くの人の嫌な死に方トップ3の中に入るのではないでしょうか。
スティーブン・スピルバーグの「ジョーズ」以降、数多くのサメ映画が製作されてきましたが、かつて彼女ほどサメにガチ勝負を挑んだ主人公はいないでしょうね。
原題のSHALLOWというのは「浅瀬」という意味なのですね。
SNSなどでの拡散を防ぐため、地元の者しかその名を知らない美しいビーチ。奇しくもこのビーチは、ナンシーの母親がナンシーを妊娠中に訪れていた思い出のビーチなのです。
母親は病に倒れ亡くなっており、ナンシーは心の傷を癒すためこのビーチを訪れた。
それにしても、治安の悪いメキシコの知る人ぞ知る穴場のビーチに、女性一人で来るなんて、それだけで勇気がいる事ですよね。
サメが出現するまでは、美しい海とビーチ、サーフィンを堪能することができます。
ひとしきりサーフィンを楽しんだ後のランチ休憩。
あんな激しい運動をした後なのに昼食はリンゴ1個…。 やはりあの体形を維持するのは並々ならぬ努力がいるのですね。
私なら焼肉弁当くらいかっ喰らいたいところです。
突然現れたイルカに誘われるように沖の方へと泳ぐ。 そこには無残なクジラの死骸があった。
と、その時 海底になにやら黒い影… 正体は巨大なサメ。
ナンシーはサメにサーフボードごと跳ね飛ばされ、海底に引きずり込まれる。 ナンシーは必死にクジラの死骸の上に非難するも、サメの攻撃で大腿部に大けがを負ってしまう。
全編にわたって痛そうなシーンの連続ですね。
ベローンと裂けた太ももの肉をピアスで縫合するシーンは正視できませんでした。
陸地に現れた人影に大声で助けを求めるも、声は届かない。
ナンシーがいる岩礁から陸地まではわずか200メートル、しかしサメに付け狙われていて身動きがとれない…
このシチュエーションを想像しただけで震えがきてしまいます。
サメというのはこんなに執拗に、狙った獲物をつけねらうものなのでしょうか。
ナンシーが避難した岩礁は満潮のためあと数時間で海に沈むため、数十メートル先にあるブイまで泳ぐしかない。
体が半分沈みかけている彼女の周りを、ぐるぐる泳いで襲うタイミングを狙うサメ。
これほどの恐怖はありませんよね。
普通の人ならパニックになる所ですが、彼女はサメの行動周期をストップウォッチで冷静に計算、タイミングを計ってブイまで泳ぐ作戦をとるのです。ちょっと冷静過ぎる気はしますが、さすが医学部在籍の理系女子ですね。
ナンシーは病と闘った母の事を思い、最後までサメと戦い抜くことを決心するのです。
夜になり、海には大量のクラゲが現れる。
サメもクラゲには警戒するため、この時がチャンスとばかりにナンシーはブイに向かって泳ぎだす。
ブイには辿り着くものの、彼女自身もクラゲに刺され怪我をおってしまう。
サンゴで足に擦り傷をおったり、電気クラゲに刺されたり、全編に渡って痛みに耐えるシーンのオンパレードなのです。
ラストは海中でのサメとの肉弾戦の末、サメの体を鉄骨で貫く。
海面を意識不明で漂うナンシーを地元の子供が発見、無事ナンシーは救助されるのです。
炎天下の中、大けがを負って大量の出血、おまけに水分も取っていないとなれば大抵は死亡しているでしょうが、よほど運が良かったという事でしょうね。
1年後、大腿部に痛々しい傷跡が残ったものの、家族と再びサーフィンを楽しむナンシー。
あんな恐ろしい目にあったらもう二度と海には近付きたく無いと思いそうなものですが…
午後ローを見ていていつも思うのですが、アメリカ人女性の逞しさと前向きさには瞠目してしまいます。
監督はシャウム・コレット・セラ。
午後ローでも度々放送されるリーアム・ニーソン主演の「アンノウン」や「トレインミッション」などのサスペンスよりも、彼は今作や「エスター」「蠟人形の館」のようなパニックホラーのほうが断然キレがありますね。
ブレイク・ライブリーは178センチの長身でスタイル抜群、彼女がビキニでサーフボードを抱えているだけで画になります。
目元が涼しげで憂いのある表情が印象的、長いブロンドの髪といい夕暮れの岩礁に座る姿はまるで人魚姫ですね。
同性ながら目の保養になります。
彼女の着ているマイクロビキニの細い紐がいつブチっと切れるかとハラハラしてしまいました。
怪我をして飛べなくなったカモメとの戯れるシーンがありますが、「リトルマーメイド」のアリエルとスカットルを彷彿とさせます。この状況でカモメのケガの心配まできるなんて、ナンシーは優しい女性なのですね。
ブレイク・ライブリーはなんとこの時、第二子を妊娠中だったというからたまげますね。
彼女はドラマ「ゴシップ・ガールズ」が有名ですが、私は映画「野蛮な奴ら/SAVAGES」が印象に残っています。二人の男性に恋人として共有されている女性を演じていたのですが、つかみどころの無いフワッと魅力があり、映画としても中々の秀作でした。
サメ映画は予算をかけて作った大掛かりなものより、今作や「オープンウォーター」のような登場人物が限定されていてストーリーがシンプルなものの方がリアリティがあり好みです。
この映画は低予算ながらそこそこのヒットを記録したようです。
やはり美女×サメのコンビは数字をもっているのですね。
今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。
総合評価☆☆☆☆☆
ストーリー ★★★★
流し見許容度★★★
午後ロー親和性★★★★
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シングメディアロスト・バケーション
中西浩
花園magazine
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