フライト・ゲーム

2024年3月29日




午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー3月29日放送フライト・ゲームの感想です。
Amazon.co.jp: フライト・ゲーム (竹書房文庫) : ジョン・W・リチャードソン, クリス・ローチ, ライアン・イングル, 入間 眞: 本公開 2014年
監督 シャウム・コレット・セラ
公開当時 リーアム・ニーソン(62歳) ジュリアン・ムーア(54歳)

私にとって午後ローの3大アクションスターといば、スティーブン・セガール ジェイソン・ステイサム ジェット・リーなのですが 4人目を挙げるとしたらこのリーアム・ニーソンになるかもしれません。
私が最初に彼を見たのは「シンドラーのリスト」だったのですが、渋い演技派からいつのまにかアクション俳優になっていましたね。「96時間」シリーズあたりからでしょうか。

リーアム・ニーソン演じる航空保安官のビル・マークスが飛行機の中で謎の脅迫を受け、乗客の中に犯人がいると確信しつつも攪乱され、犯人を推理しテロを阻止するといったストーリーなのですが 話が複雑なので午後ローは流し見をモットーとしている身としては内容を追うのがしんどい映画です。
体の大きいリーアム・ニーソンが狭い機内で銃を振り回し、殴る、蹴る、ねじ伏せる、殺すを繰り返して大暴れしているという印象しかありません。

この映画も午後ローで3回くらいは見ていると思いますが、私はいつもビルがジュリアン・ムーア演じるジェンと機内で会話した後謎の脅迫メッセージを受け取り、トイレで大乱闘をするあたりでストーリーの背中を見失ってしまいます。
映画『フライト・ゲーム』(2014年)のザックリとしたあらすじと見どころ|淀川コーエンビルが謎の脅迫者からのメールで指定された口座に現金を振り込まないと20分ごとに乗客を一人ずつ殺していくとのメッセージを受けるのですが、これがまずわかりにくいのです。
確かに20分毎に一人ずつ死んでいくのですが、犯人がビルに殺させるように仕向けた殺人も含まれているので、見ている方にしたらちょっと「?」となるのです。

9.11以降、アメリカでは飛行機に私服の航空保安官を常駐させるようになったようなのですが、職権乱用ともいえる乗客への過剰な取り調べや暴力も
彼自身がハイジャック犯と勘違いされても仕方ないなと思ってしまいます。
状況の説明を求めてざわつく乗客に向かって「指示に従ってくれたら一年間の国際便の料金を無料にします!」なんて、その場しのぎの出まかせも大概にしなくてはいけませんね。乗客も彼が本当に航空保安官なのかも定かではないのに言う事を素直に聞くのもどうかと思います。

犯人の犯行動機も「航空保安官がいかに無駄か役に立っていないかを社会に伝えたかったから」というなんとも「…?」な理由なのです。

フライト・ゲーム』ネタバレ&感想・評価!【犯人候補の怪しい行動を検証!】 | ciatr[シアター]

飛行機の中の推理サスペンスというのは、飛行機の中といういつ墜落するかわからない緊張感のうえにさらに犯罪という緊張感が重なるので観客の共感を引っ張る事によってかなりスリリングな展開になる可能性を十分に秘めていると思うのです。

先日午後ローで放送されたリーアム・ニーソン主演の「トレイン・ミッション」にも言える事なのですが、見る者の集中力を途切れさせるような散漫な推理描写が多いような気がします。「トレイン・ミッション」もこの映画と同じジャウム・コレット・セラ監督なのですね。

この映画は全米でそこそこヒットしたようなのですが、内容はともかく幕の内弁当に例えるなら大物ハリウッドスター、機内でのアクション、テロリスト、爆発とこれだけおかずが入っていれば多少味は落ちても仕方ないだろうという感じでしょうか。

ところで飛行機のなかには何故か必ず医師が乗っているのですね。
よくCAが「この飛行機にお医者様はいらっしゃいませんか」というシーンを目にしますが、いなかったらどうするのでしょうか。
私は長時間のフライトの便には救急医を一人常駐させたらどうかと思うのですが、予算の問題でなかなか難しいのでしょうね。

以前聞いたエピソードで有名な高須クリニックの院長が飛行機のビジネスクラスに乗っていたところ、CAに「エコノミークラスの乗客で具合が悪くなった方がいるので診て頂けませんか」と言われ救急処置を施したそうです。その患者は高齢者だったそうで、容体が落ち着いた後も「不安だからずっと手を握っていてほしい」と言われ到着まで付き添っていたそうです。
高須先生の行為は医師として大変立派だと思いますがはっきり言って迷惑な話ですよね😅休暇だったかもしれないのに…
高須先生は顔が知られているのでこのような場合何もしないわけにはいきませんよね。
先生は笑い話のように語られていたそうなのですが…

今年リーアム・ニーソンの最新作「マークスマン」が公開されるそうですね。的中率100%の元狙撃手の役を演じそうなのですがもうすぐ70歳になろうという人がハリウッド映画で主役を張れるというのもすごい事ですね。やはり彼は数字を持っているのですね。
この「マークスマン」もいつか午後ローで見れる日が来るのでしょうか。

今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。

総合評価☆☆☆☆☆
ストーリー    ★★
午後ロー親和性  ★★★★
流し見許容度   ★
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