ダイ・ハード4.0
午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー11月24日放送ダイ・ハード4.0の感想です。
公開 2007年
監督 マーク・ボンバック
公開当時 ブルース・ウィリス(52歳) ジャスティン・ロング(29歳) ティモシー・オリファント(39歳) マギー・Q(28歳) サン・カン(35歳)
前作「ダイ・ハード3」から12年後の作品なのですね。
今回は「サイバーテロ集団」VS「老害おやじ」といった構図で、アナログ人間のマクレーンがサイバーテロを拳で叩き潰す展開です。
ブルース・ウィリスの年齢のせいか、前作まではひたすら走る、殴る、吹っ飛ぶの肉弾戦だったのが、本作ではアクションシーンはほぼ吹き替えのスタントマン、さらにCG全開で、前作までの生身の迫力や緊張感はかなり削がれていると言えます。
映像のトーンも生々しさが無く、落ち着いた都会的な色調で、激しいカーチェイスや爆発のシーンは多いものの火力の迫力を感じません。
「超高層ビル占拠」「空港パニック」「マンハッタン爆破」ときて今回は「全米のシステム機能停止」で、シリーズを重ねるにつれ立ち向かう敵がインフレを起こしています。
本作でも第一作目の「ダイハード」で、写真でちょこっとだけ写っていた娘を登場させるなど、まさに使えるものは何でも使うといった感があります。
ちなみに「ダイハード5」では息子も登場しています。
本作には私の好きな俳優が多数出演しており、内容はさておきそれだけで楽しむことができました。
「ワイスピ」シリーズでお馴染みのサン・カンや「ミッション・インポッシブル」のマギー・Qが出演しています。
敵ボス、ガブリエルの部下であり恋人のリンを容赦なくシバキ倒すのも老害おやじ全開という感じですね。
マクレーンが「パソコン野郎」と呼ぶサイバーテロ集団のボス、ガブリエルをティモシー・オリファントが演じています。
午後ローで度々放送される「ヒットマン」でもクールな殺し屋の役を演じていますが、ワイルドでセクシー、私は泣きボクロのある男性に弱いのです。
前作まではクセのある悪役がストーリーを引っ張る展開が多かった印象ですが、本作のガブリエルはイケメン過ぎて、存在感が足りず若干役不足な感があります。
ジャスティン・ロングは「ジーパーズ・クリーパーズ」「スペル」などのB級ホラー映画専門俳優というイメージがありましたが、マクレーンに振り回されるオタク系ハッカー青年の役がハマっていました。
これだけのキャストが揃っているのに、内容は少し残念ですね。
マクレーンはトラックを飛行機に激突させて墜落させたり、敵の戦闘機の翼に乗って大暴れするなど不死身度がマックスになりすぎていて、まるでマーベルコミックのヒーローのようです。
野沢那智は好きな声優なのですが、マクレーンの吹き替えは「溜め」がありすぎて聞き取れない部分がかなりありました。
ラストの「男になったな…」というセリフにもあるように、ひ弱だったマットがマクレーンから闘魂を注入され頼れる男へと成長する過程も描かれています。
観客動員が見込めるという事で、過去の大ヒット作の続編を製作するのがハリウッドの主流になっているのですね。
古い映画とは言え、ハリウッドの一級映画を寝ながら流し見れるのは至福の時間と言えます。
トリュフ風味のポテチを食べるのに似た感覚ですね。
今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。
総合評価☆☆☆☆☆
ストーリー★★
流し見許容度★★★
午後ロー親和性★★★★
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