TAXI NY
午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー11月22日放送TAXI NYの感想です。
公開 2005年
監督 ティム・ストーリー
公開当時 クイーン・ラティファ(35歳) ジミー・ファロン(31歳) ジゼル・ブンチェン(25歳)
松本潤似のドジっ子刑事ウォッシュバーンがキュートで、最後まで見てしまいました。
1998年リュック・ベッソン「TAXI」のリメイクなのですが、オリジナルと違いクイーン・ラティファを主演にしたことで、完全にコメディに振り切ったと言えますね。
ベルとウォッシュバーンの掛け合いが、夫婦のシバキ漫才のようで随所で爆発してしまいました。
ニューヨークを舞台に凄腕女性タクシードライバーが、ひょんなことから出会ったドジな落ちこぼれ刑事と共に女性強盗団を追い詰める事になる…
冒頭の「Crazy In Love」をバックに、メッセンジャーサービスの自転車がニューヨークの街を交通ルール無視で駆けまわり、ヘルメットを脱いだらビヨンセ…かと思いきや「お前かい!」となってしまいました。
どう見ても体形が違い過ぎますね。
ニューヨーク市警のダメ刑事ウォッシュバーンは変装し潜入捜査をするも
「チョイまてや! へんやんけ! なんやおかしないか!? 相手は生粋のキューバ人ちゃうんか!」
「おっさん、警察ちゃうんかい!?」
ニューヨークのど真ん中いでのいきなりの関西弁に不意打ちをくらってしまいました。
関西弁でキューバ訛りを表現するとはいい考えですね。
スピード狂のベルと運転がド下手のウォッシュバーンの掛け合いが面白く、これまでに無かった異色のコンビと言えます。
ウォッシュバーンは運転ド下手でマザコン、ドジっ子ゆえか出世できず、元カノの上司にシバかれまくっているのです。
ウォッシュバーンと姐御肌のベルとのコントラストは抜群ですね。
ひょんなことから美女4人組の強盗犯を追い詰めるため共闘するこになった二人。
縦列駐車から車を発進させるのに、前後の車に追突を繰り返すウォッシュバーンに
「ちょっとあんた、何してんの!? 車壊そうとしてるわけ!?」
ヘマばかり繰り返すウォッシュバーンに
「本物の警察を連れて来てよ!」
これは子供に「大人の人呼んできて!」と言われるのと同じくらい屈辱的でしょうね…
強盗犯のリーダー役で当時大人気のスーパーモデル、ジゼル・ブンチェンが出演しています。
まさに異次元レベルの美しさとセクシーさで映画に華を与えていますね。
ウォッシュバーンは過去のトラウマから運転が苦手になっていた。
ベルは「心を開放して。 運転するには楽しい気分にならないと」
二人の間に徐々に友情が芽生える。
ベルとウォッシュバーンの活躍で見事強盗犯は逮捕。
ベルは念願のカーレースに出場、婚約者からもプロポーズされ、ウォッシュバーンは名誉回復元カノとも寄りを戻し、爽やかなハッピーエンド。
ベルとウォッシュバーンが恋に落ちる展開かと思いきや、ベルはドジっ子なウォッシュバーンを全く男として見ておらず友情が芽生えるのみなのです。
ラストはベルの婚約者やウォッシュバーンのお茶目な母親や元カノまで一つのファミリーのようになるのが見ていて心が温まります。
ウォッシュバーンを演じたジミー・ファロンはコメディアンだけあって、笑いのセンス抜群、何もしなくても立っているだけで面白さがあります。
私は本作で彼を初めて知ったのですが、彼の出演する他の映画も見てみたくなりました。
アクション、お笑い、お色気どれをとっても午後ロー偏差値70以上の作品と言えます。
オープニングで「Crazy In Love」が使われていたこともあり、ベルの役はビヨンセでも良かったかもしれません。
ジゼルとビヨンセの並びを見てみたかった感はありますが、この脚本では断られていたでしょうね。
今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。
総合評価☆☆☆☆☆
ストーリー★★
流し見許容度★★★
午後ロー親和性★★★★★
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