交渉人
午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー3月26日放送の交渉人の感想です。
公開 1998年
監督 F ・ゲイリー・グレイ
公開当時 サミュエル・L・ジャクソン49歳 ケヴィン・スペイシー38歳
凄腕の交渉人ダニー・ローマンは、同僚殺害と横領の濡れ衣を着せられ逮捕されてしまう。自分を罠にかけた犯人が身内にいると知ったダニーは身の潔白を証明するため、容疑者を人質にとり内務調査局に立てこもる。彼が外部との交渉人に選んだのは面識のない凄腕の交渉人クリス・セイビアンだった…
この映画は公開当時、主演が若手人気スターでは無く、ハリウッドのバイプレイヤー的な2人だったためか、さほど注目されていなかったように思います。
139分という長尺を感じさせないほど最後まで緊張感が途切れませんでした。
私は当時劇場に見に行ったのですが、期待以上に見応えがあり見終わった後も余韻が消えなかったのを覚えています。
冒頭のダニーが巧みな交渉で立てこもり犯を確保するシーンは、彼の今までのキャリアと実績を語るのに十分な説得力があります。
同時に「交渉人」という私たちにあまり馴染のない職業を説明するに十分だったのではないでしょうか。
ダニーは同僚殺しの濡れ衣を着せられ、無罪を証明するため人質をとり立てこもることになる。
巧みな駆け引きで犯人の隙をつく凄腕の交渉人が一転、立てこもり犯になる……当然彼には半端な交渉や小手先の技は一切通用しない。
ダニーが外部との交渉人に指名したのは、同じ署内の人間ではないクリスだった。
お互い面識はなくとも互いの実力は知る所だったのでしょうね。
ダニーとクリスのチェスのように一手一手、相手の腹を読み合う心理戦は緊張感があり、凄腕の交渉人同士の誇りと信念を賭けた戦いは見応えがあります。
ケヴィン・スペイシーが真っ向から正義のヒーローを演じたのはこの映画くらいではないでしょうか。間違いなく言えるのは、ダニーの役を白人俳優が演じていたらストーリーにこれほどの深みは出なかったと思います。
同僚殺しの濡れ衣を着せられた黒人刑事ダニーの背負っているものが、この映画にさらなる深みと緊張感を与えていると思うのです。
この映画にはハリウッドを代表するような悪人顔の俳優が勢ぞろいしていますね。
この世の裏も表も知り尽くした顔、顔、顔…
この映画はこの手のイイ顔の宝庫ですね。
ラストの最終局面のシーンでは、すわ、どんでん返しか!と思わせるような展開になるのですが、見る者をミスリードさせるケヴィン・スペイシーの演技は他の俳優には真似できない妙技ですね。
救急車で搬送されるダニーをクリスが優しく見つめ、二人が手を固く握りあうシーンは印象的です。
ダニーとクリスは、互いに凄腕の交渉人なのですが、家庭では良き夫であり良き父親なのですね。
見終わった後、まんまとケヴィン・スペイシーに惚れてしまっている自分がいました。
今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。
総合評価★★★★★
ストーリー ★★★★★
午後ロー親和性 ★★★
流し見許容度 ★
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