コンフィデンス
午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー6月8日放送コンフィデンスの感想です。
公開 2003年
監督 ジェームズ・フォーリー
公開当時 エドワーズ・バーンズ35歳 レイチェル・ワイズ33歳 アンディ・ガルシア47歳 ダスティン・ホフマン65歳
主演俳優の「お前誰だよ」感があまりに強く、ストーリーに入っていけませんでした。
「オーシャンズ11」をチープにしたような感じですね。
この映画は午後ローでもう3回は見ていると思うのですが、レイチェル・ワイズが出演するシーン以外は集中力が途切れてしまうのです。
映画の冒頭は、主人公ジェイクが血を流して倒れているシーンから始まり、そこから「なんでこうなったのか、今から説明しよう…」といった感じで始まるのですが、これは先日午後ローで放送された「レインディアゲーム」も同じ手法でしたね。
こういう始まり方をする映画は、私の知る限りではつまらない作品が多いのです。
主人公ジェイクが観客に向かって話しかけるメタ発言や、クエンティン・タランティーノの映画を思わせるような尖った演出もあるのですが、スタイリッシュさにこだわらず、ストーリーに注力したほうが良かったかもしれません。
エドワーズ・バーンズ演じるチームのリーダー、ジェイクは始終ドヤ顔で仲間を仕切るのですが、やはり彼の華の無さと「お前誰だよ」感が先立ってしまいます。
彼はアメリカではそこそこ人気のある俳優なのでしょうが、日本での知名度はいまひとつなのでは無いでしょうか。
エドワーズ・バーンズはベン・アフレックの後発品のようなルックスですね。
アメリカ人はこういう顔が好きなのでしょうか。
この映画はやはり、レイチェル・ワイズを見る映画ですね。美しくセクシーな女詐欺師を魅力的に演じていました。演技派だけあってさすがの存在感、彼女の魅力で最後まで見れたようなものです。
私の好きな俳優ポール・ジアマッティも出演しており、個性も出しつつ、しっかりと脇を固めていましたね。
チーム詐欺犯罪映画は、メンバーのキャラ立ちが非常に重要だと思うのですが、この二人以外はジェイクも含め存在感が薄く、ストーリーにまったく乗れないのです。
彼らは優雅にランチをしながら作戦を練ったり、全員そろってカモを物色したり、何度もミーティングを重ねたりと、プロ集団というよりは学生ノリの仲良しサークルのように見えてしまいます。
やはりこういう犯罪者の余裕を見せる演出というのは、役者がブラッド・ピッドやジョージ・クルーニーのような、華のあるハリウッドスターの場合のみ許される遊びなのです。
ダスティン・ホフマンは、極悪なクラブのオーナー役が今一つハマっていませんでした。目が優しすぎるからでしょうか。
最後は一応、どんでん返しがあるのですが、なぜかそこそこ、先が読めてしまいます。
こういうチーム犯罪サスペンスものは、腕の無い監督が手掛けるには危険なジャンルと言えますね。
ラストは「ルパン三世」を彷彿とさせる、敵を騙しおおして大金を奪い「あばよ!」ってな感じなのですが、ストーリーが複雑なせいかスッキリせず、ハッピーエンドで良かったね…というくらいの印象なのです。
午後ローで何も考えずに流し見るには調度いい温度感のサスペンスと言えます。
エンディングにかかった曲は私の好きなコールドプレイの「Clocks」でしたが、「この曲使うな!」と少しイラっとしてしまいました。
今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。
総合評価★★★★★
ストーリー★★
流し見許容度★★
午後ロー親和性★★★★★
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