ドント・ルック・アップ/Don‘t Look Up

2023年4月28日




午後のロードショー大好きなパート主婦です。
午後ローが休みの年末は過去に放送された午後ローや好きな映画について語ってみたいと思います。
今回はドント・ルック・アップ/Don‘t Look Upの感想です。
ネタバレあります。ご注意ください。
レオナルド・ディカプリオ『ドント・ルック・アップ』予告編がついに公開 ─ アダム・マッケイ監督、ジェニファー・ローレンス&ティモシー・シャラメら共演 | THE RIVERTHE RIVERより引用

ジェニファー・ローレンスが好きなので何気なく見たのですが138分の長編にもかかわらず最後まで釘付けで見てしまいました。
まさに風刺の効いたブラックコメディといった感じなのですが、人間の心理を良く表しているなと思います。
Netflixで見たのですがレオナルド・ディカプリオやケイト・ブランシェット メリル・ストリープなどとにかくキャスティングが豪華で映画館で見ても良かったなと思うほど見応えがありました。

地球滅亡系映画をこのようなコメディタッチで描いた映画は他に無いのではないでしょうか。
ある日突然ニュースであと6か月で彗星が地球に衝突し人類が滅亡するなんて言われたら世界中で暴動が起きたり、変な新興宗教がはやったり、それこそSNSでもとんでもないデマが飛び交ったり大パニックになるでしょうね。

私も近い将来必ず来ると言われている大地震から目をそらしたい現実逃避したいという気持ちがあり、最初にミンディ博士とケイトの忠告を無視する人たちの気持ちがわからなくもありません。人間嫌なことことからは目をそむけ耳をふさぎたくなりますよね。

彗星が地球に衝突する危機をテレビで訴えようとしているというのに、ワイドショーの芸能コーナーの後にちょこっとだけ取り上げられるなんてケイトが叫びたくなる気持ちもわかりますね。

私だったらもうあきらめてミンディ博士とケイトのように家族と過ごすかもしれませんね。地球上に逃げる所などどこにも無いのですから…

ジェニファー・ローレンスの出演する映画はほとんど見ているのですが、彼女の出演作にはハズレ無しと言っても良いですね。
彼女の出演作で一番好きなのは「パッセンジャー」なのですが相変わらずの美しさですね。目元が涼しげでどこか東洋的な美しさもありますね。

レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンスら豪華キャスト集結『Don't Look Up』の予告編公開 | cinemacafe.netcinemacafe.netより引用

ジェニファー・ローレンス演じるケイトは彗星が地球に衝突真近だというのに、ホワイトハウスを訪れた時に陸軍中将からお菓子と水の代金をたかられた事を最後まで根に持っているのも人間的で可愛いですね。
人間というのは目の前に差し迫っている危機よりつまらないことがいつまでも引っかかる事ってありますよね。

メリル・ストリープ演じるアメリカ大統領はトランプ元大統領を皮肉っているのでしょうか。
傲慢で憎たらしいアメリカ大統領を見事に演じていましたね。大統領らしくあらゆる事を政治利用しようとするのもありそうなことですよね。

ジェニファー・ローレンス「これまで読んだ中で1番面白い脚本」豪華共演が話題の『ドント・ルック・アップ』予告編 | cinemacafe.netcinemacafe.netより引用

もしこのような大きな彗星が地球に向かっているとしたら、やはり回避する方法はこの映画のようにこちらからもロケットを飛ばして彗星を破壊するか
軌道をそらすしかないのでしょうね。
ヒーローになるべくロケットに乗り込んだものの計画変更で地球に戻ってきた元陸軍大佐が最後に彗星に向かって機関銃をガンガン打っていたのが笑えました。

この映画に登場するバッシュ社の新しいスマートフォンは持ち主の感情をアルゴリズム化して読み解き、勝手に買い物をしたり、癒し系の映像を流したりする機能が搭載されているのですが、ありがた迷惑な機能ですね。
私はスマホの機能には全然詳しくないのですが、iPhoneの新機種が発売される度にこれ以上どんな機能をつけられるんだろうと思ってしまいます。
彼らも商売なので新機種が発売される度に新しい機能をなにかしら付けなくてはいけないでしょうから大変でしょうね。

それにしても肉眼で見える距離にまで近付いている彗星をDon‘t Look Up……見えないふりをするというのはどこまで現実逃避のご都合主義なんだと思ってしまいますが、人間というのはとことん自分にとって都合のいい現実しか見ようとしないのですね。

最後はちゃっかり富裕層のみが宇宙船で脱出し新天地へと向かっていたのも皮肉ですね。結末は悲惨でしたが…

もしかしたらまだ発表されていないだけで、現実に地球規模の危機が迫っているなんてこともあるかもしれませんね。想像するだけで恐ろしい事です。

昔見た「銀河ヒッチハイクガイド」という映画は宇宙人がに銀河に高速道路を作るため通過地点である地球を爆破すると突然告知してくるというストーリーだったのですが、彼らの言い分は「このお知らせは宇宙管理局の掲示板に300年間貼っていたので地球の皆さんはすでにご存じでしょうが…」
掲示板ってみんな見ないんですよね。思わず苦笑してしまいました😅

大晦日に何気なくみた作品がこの映画で良かったと思います。思いがけず面白い作品に出合うのはとても素敵な事ですね。

関連ブログ  パッセンジャー  激流

豊かなコクと香りを楽しめる♪ブルックス 10gコーヒーお試しセット
新鮮な地魚料理のセットを毎月お届け【サカナDIY】
有名アスリート、著名人が通う【筋肉食堂】が提供する宅食サービス

他全部,洋画 ト

Posted by eijun