グロリア
午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー12月7日放送グロリアの感想です。
公開 1980年
監督 ジョン・カサベテス
公開当時 ジーナ・ローランズ50歳 ジョン・アダメス8歳
グロリアを演じたジーナ・ローランズの顔の圧、迫力で魅せる映画ですね。
酸いも甘いも嚙分けた、裏社会で生きる女の人間力が炸裂しています。
日本の女優でリメイクするなら、太地喜和子か桃井かおりでしょうか。
ゆったりと煙草をくわえ火をつける仕草などはまさにハードボイルド、大人の女の貫禄と色気が漂っています。
中年女と少年の逃避行の物語であり、若いイケメンや美女などはほとんど登場せず、観客に媚びない姿勢が良いですね。
ヒールの高い靴をカツカツと響かせながらコンクリートの都会を走り少年を連れ逃げ回る… グロリアの美脚にまだまだ現役の「女」を感じてしまいます。
冒頭の、フィルの家族がマフィアに殺されるシーンは、「レオン」とほぼ同じですね。
リュック・ベッソン監督はこの「グロリア」にインスピレーションを得たそうです。
冒頭のフィルの母親の全身から漂う緊迫感は、数時間後にマフィアに処刑される運命を受け入れた覚悟を感じます。
マフィアの追手からは逃れられない事を熟知しているため、あきらめて末っ子のフィルをグロリアに託し、死の時を待つ…
まさにレオンの「美少女とおっさん」が逆転したような、「少年とおばさん」なのですが、
さすがに「レオン」で感じたような性的な要素はみじんもありませんね。母親と息子というよりは祖母と孫といった方が良いくらいの年齢差です。
街中で銃をぶっ放し、マフィアの男共に「さあ来なさいよ! 腰抜け!」
「極道の妻たち」を思わせるような凄みを感じさせます。
「髪を触ってもいい?」「ねえ、恋した事ある?」
フィルは5歳ながら生まれながらのジゴロですね。南米のラテンの血がそうさせるのか、幼いながらに女の転がし方を熟知してるのが末恐ろしいですね。
グロリアの心の奥底に眠っていた母性が目覚めたのでしょうか。
まさに女は弱いが母は強し、といったところですね。
フィルの命を救うため、昔恋人関係にあったマフィアの元締めに直談判に向かうグロリア。
「話を着けに行く」とはまさにこの事ですね。
命を懸けた一か八かの賭けにでる…
「3時間経っても戻らなかったら、部屋を出るのよ。」
たとえ少年でも容赦しない、厳しいマフィアの世界…
マフィアの本拠地に乗り込んだグロリアは「殺すなら、ひと思いに殺してちょうだい」
「あの子は、今まで寝た男の中じゃ最高ね」
これは映画史に残る名台詞と言っても良いですね。墓地で再開するグロリアとフィル。
二人の未来に幸あれと祈りたくなってしまいます。
昔の映画ゆえか、派手なアクションはありませんが、淡々としている分リアリティがあり、マフィアの世界の怖さがジワリと浮き彫りになっています。
グロリアの顔のアップのシーンが多く、語らずとも彼女の生きてきた人生の持つ説得力はどんなセリフにも勝ります。
1999年のシャロン・ストーン版も好きなのですが、ジーナ・ローランズにはさすがに貫禄負けですね。
シャロン・ストーンは当時「憧れの役、グロリアを演じられて嬉しい」と語っており、私の好きな女優ウィノナ・ライダーも「ナイト・オン・ザ・プラネット」で「憧れのジーナローランズと共演できたのは素晴らしかった」と語っています。
まさにジーナ・ローランズは女優が憧れる女優なのですね。
今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。
総合評価☆☆☆☆☆
ストーリー★★★
流し見許容度★★★
午後ロー親和性★★★★★
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