グラディエーター
午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー3月28日放送のグラディエーターの感想です。
公開 2000年
監督 リドリー・スコット
公開当時 ラッセル・クロウ35歳 ホアキン・フェニックス25歳 コニー・ニールセン34歳
この映画は公開当時、映画館に見に行ったのですが、まさにスクリーンで見るに値する壮大なスケールの映画ですね。
血しぶきが舞い、肉体がちぎれ飛ぶ戦闘シーンは自分が闘技場に立たされているかのような臨場感がありました。
この映画の後に作られた古代ローマ剣闘士を題材にした映画は、すべてこの映画の後発品といってよいほど完成度が高いと思うのです。
改めて監督リドリー・スコットの手腕を感じます。
将軍だったマキシマスはコモドゥスの策略で奴隷に身を落としながらも、類まれな戦闘能力で剣闘士として見いだされローマのコロッセオで戦う事になる…
コモドゥスへの復讐を胸に、過酷な運命を生きる事になるのです。
ラッセル・クロウは大作が良く似合う、本当に華のある俳優ですね。この世界観を堂々と背負えるのは彼くらいではないでしょうか。
この頃が彼の俳優としての黄金期と言えますね。
勇敢に戦いながらも、妻子を殺されすでに生きる気力を失っているように見えるマキシマスが始終切なく感じます。
観客の喝采を浴びながらも、無益な戦いに身をやつす男の悲しみがひしひしと伝わってくるのです。
ホアキン・フェニックスはデビュー当時、若くして亡くなったリバー・フェニックスの弟というイメージが強かったと思うのですが、見事に演技派俳優へと成長しましたね。「ジョーカー」の鬼気迫る演技は強烈でした。
皇帝である父に認められず、孤独と哀しみ、狂気を秘めた暴君コモドゥスを繊細に演じていましたね。
奴隷証人のプロキシモは終盤、マキシマスに加勢し殺害されます。
奴隷たちを前に「貴様らを生んだ母親の名は知らんが、死ぬ時は俺が決めてやる…」
大衆の娯楽のために無意味な戦いをし、死ぬことが奴隷として売られた剣闘士としての花道…
自らも剣闘士から這い上がった経歴をもつプロキシモは、マキシマスにその理不尽さを超えた何かを見たのでしょうか。
コモドゥスは姉に対して、兄弟愛を超えた恋愛感情を持っているのですね。当時の王族は純血を守るため近親婚も多かったと聞きますが…
ルシッラはかつてマキシマスと恋人だったという設定が良いですね。身分違いのため成就しなかったのでしょうか。
「私、昔と変わった?」「昔は良く笑った…」キュンときますね。
人間同士の殺し合いを見物する… 古代ローマの人々は熱狂していましたが、この時代の最高の娯楽だったのでしょうね。
マキシマスのような絶大な人気の剣闘士はさながら映画スターといったところなのでしょうか。
20年以上前の映画なのに今見ても古臭さをまったく感じません。
この映画は地上波でも何度も見ていますが、いつも最後まで見てしまいます。
ローマの世界遺産コロッセオは生きているうちに一度は訪ねてみたい場所です。
今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。
総合評価★★★★★
ストーリー ★★★★
午後ロー親和性★★★
流し見許容度 ★★★
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