ブルドック
午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー3月19日放送ブルドックの感想です。
公開 2003年
監督 F・ゲイリー・グレイ
公開当時 ヴィン・ディーゼル(36歳)
私の午後ローにおける3大アクションスターはスティーブン・セガール ジェイソン・ステーサム ジェット・リーなのですがそれに続く新御三家を挙げるならば ウェズリー・スナイプス ジョン・シナ そしてこのヴィン・ディーゼル…と言いたい所なのですが、彼には午後ローに欠かすことのできない要素である良い意味でのダサさが不足しているように思い、どうしようか勝手に迷っています。
ヴィン・ディーゼルは決して美形ではないのに華があり、やんちゃさとクールさが共存し独特の色気がありますね。
彼の魅力はガチガチのエリート軍人や捜査官ではなく、ストリートで育った不良のお兄ちゃんがひょんなことから宗旨替えして悪を取り締まる側になったといった感じの親しみやすさではないでしょうか。
恋人を悪の組織に殺害され復讐のために立ち上がるというストーリーは午後ローでもよくあるパターンなのですが、あくまで恋人の死は復讐に向かうまでの言わば前フリに過ぎずさっさと終わらせることが多いのですが、この映画では恋人ステイシーとの関係が丁寧に描かれていますね。
妻のステイシーも本当に可愛く優しい女性でショーンがベタ惚れしているのもわかりますね。
ショーンの友人であり闇組織にも通じているおデブのビッグ・セクシーはそのネーミングだけでも午後ローイズムが感じられ痺れますね。常に「SEXY」のイニシャルのネックレスを身に着けているのもおちゃめでかわいいですね。このネーミングセンスといい大雑把なキャラクターが見られるのも午後ローの魅力なのです。
ショーンの相棒デミトリアスが屋根裏で麻薬の密売人に商売から足を洗うように諭すシーンがありますが、背景にアメリカ社会の抱える人種や貧困の問題が感じられ切なくなります。
公務で麻薬カルテルのボスを逮捕したのに恋人までも殺害されるなんて悪夢でしかありませんね。
佐藤究さんの「テスカポリトカ」を読みましたがメキシコの麻薬カルテルは警察でも組織からの報復を恐れて手を出せないまさにアンタッチャブルな組織であり、一般人も組織にかかわらずには生きてゆけない恐ろしい現実があるようです。彼らの報復は残酷ですさまじく、読んでいて無力感でいたたまれなくなるほどでした。
ラストは妻のお墓の前でしんみり終わるよりも、マフィアのボスを逮捕した所で終わった方がクールで良かったかなと思います。
今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😊です。
合評価総
ストーリー ★★★
午後ロー親和性 ★★★★★
流し見許容度 ★★★★
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