ミッションイン:ポッシブル ゴースト・プロトコル
午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー1月5日放送ミッションイン:ポッシブル ゴースト・プロトコルの感想です。
公開 2011年
監督 ブラッド・バード
公開当時 トム・クルーズ(49歳) サイモン・ペッグ(41歳) ジェレミー・レナー(40歳) ポーラ・パットン(36歳) レア・セドゥ(26歳)
20代の頃、1996年公開第一作目「ミッション:インポッシブル」を映画館に見に行ったのを覚えています。
同じスパイ映画でも007のジェームス・ボンドは何人も代替わりしているというのに、トム・クルーズは30年近くイーサン・ハント役を演じ続けているのですね。
核を使ったテロを目論むコードネーム「コバルト」なる人物の調査に取り掛かった諜報員イーサン・ハント。
しかし、何者かの陰謀により、彼はチームメンバーもろとも爆発事件首謀の容疑を懸けられてしまう…
「核爆弾」をめぐる攻防という展開はあまりに多くのアクション映画で使いまわされていますね。
イーサン・ハントがロシアの刑務所を脱獄してからの、お馴染みの主題曲で始まるオープニングまでが一番良かったかもしれません。
「ミッション:インポッシブル3」まではトム・クルーズの硬派で非の打ちどころのないエージェントの仕事が見どころでしたが、本作ではベンジー役のサイモン・ペッグの登場シーンが増え、シリアスとコメディの配分がバランス良くエンターテイメント性が増していると言えます。
ただ2時間13分はさすがに長く、私はいつも途中で集中力が途切れてしまいます。
テロ組織に核爆弾の制御コードを奪還するミッションを遂行している途中、味方の諜報機関の裏切りに合ったりと相変わらず複雑な内容で、私は最後まで「ゴースト・プロトコル」が何なのか良くわかりませんでした。
ロシア、ドバイ、ムンバイへと次々に舞台を変え、行く先々で詰め込み過ぎと思うほど見せ場が用意されています。
一番の見せ場であるドバイのブルジュ・ハリファにロープで宙づりになるシーンではジャッキー・チェン張りの体を張ったアクションを見せています。
本作の公開時トム・クルーズは49歳で、当時は彼のチャレンジ精神と観客との間の温度差が一番大きかったかもしれません。
当時彼はまだ「老い」に対する抗いが前面に出ていてイタさがありましたが、5作目の「ミッションイン:ポッシブル ローグ・ネイション」からは自らの年齢に合わせてプロデュースしてるように思います。
以前テレビで放送されたドキュメンタリー番組「トム・クルーズ 永遠の若さを追求して」では、彼の生い立ちや俳優としての経歴などをドキュメンタリータッチで描いていました。
宗教団体「サイエントロジー」との関係や、「ミッション・インポッシブル」の撮影時の体を張ったアクションなど、第一線で活躍し続けるハリウッドスターの苦悩や仕事に対するストイックさなどが語られていました。
「私は決して、時の流れに負けはしない」ラストの彼の言葉に、ハリウッドスターの性、執念を感じてしまいました。
現在60歳、あのルックスを維持するのは並々ならぬ努力が必要なのでしょうね。
2023年「ミッション:インポッシブル デッド・レコニング」が公開されており、本物のスパイであっても30年近く現役で活躍するのは難しいでしょうね。
2025年公開予定の「ミッションインポッシブル:デッド・レコニングPART2」がシリーズ最終作になるそうです。
キャスティングも豪華で、エンターテイメント作品としては申し分無く、誰しも「とりあえず見ておこう」と思わせるような見て損はしない品質保証付きの作品ですね。
今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。
総合評価☆☆☆☆☆
ストーリー★★★
流し見許容度★★★
午後ロー親和性★
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