グラスハウス
午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー2月8日放送グラスハウスの感想です。
公開 2001年
監督 ダニエル・ザックハイム
公開当時 リーリ・ゾビエスキー17歳 ダイアン・レイン36歳
見終わった後、子供の頃読んだ漫画、水島新司の「銭っ子」を思い出してしまいました。
この映画は午後ローで何度も放送されており、もう5回は見たでしょうか。
特にひねりの無いサスペンスであり、視聴者の大方の予想の範疇を逸脱することない展開です。
若さはじけるぷりんぷりん、むっちむちの美少女が親の仇を打つため奔走する様を堪能する映画と言えます。
ごく普通の高校生ルビーは、ある日突然両親が事故で死亡したことを知らされる.
身寄りが亡くなったルビーと弟は両親の遺言でグラス夫妻の養子として迎えられることになる.
二人は両親から莫大な遺産を相続していた.
ルビーと弟は、マリブに建つグラス夫妻のプール付きの豪邸で暮らすことになる.
近代的で高級感はあるものの、全面ガラス張りでどこもかしこもスケスケ、落ち着かない家ですね。
だだっ広い豪邸にも関わらず、なぜかルビーと弟は個室が与えられず、同じ部屋に押し込まれる.
私立学校に通っていいたルビーたち姉弟は、公立学校へ通うことに.
ルビーがグラス夫妻に不信感を抱くのも仕方ありませんね。
夜、プールで泳ぐルビーに「夜はガラスに音が反響するから泳がないでくれ…」
グラス氏はルビーに対し、不審な行動を取りはじめる.
これはエロ目線というよりは、17歳のルビーを手なづけなければならないのに、距離の詰め方がわからなかった、という感じですね。
次第にルビーは、両親の事故死に疑問を抱き始める.
公立学校を退学させた後、グラス夫婦がルビーの転校先に選んだのは「チャレンジ・スクール」.
アウトドアのレクリエーション満載のカリキュラムで、ルビーを事故に見せかけて殺す気満々ですね。
グラス夫妻は経済的に困窮しており、ルビー姉弟を養子にしたのは彼らの財産を手に入れるためだった.
学校の先生も、保護観察官も、弁護士も、大人は誰も信用できない.
グラス夫妻の正体を見抜いたルビーは、弟と二人脱出を試みる.
リーリ・ゾビエスキーは小鳥を思わせるチュンとした顔にプリンプリンのボディ、意外にも178センチの長身なのですね。
彼女の「ヴァージン・ブレイド ジャンヌ・ダルクの真実」を見ましたが、若いのに演技派という印象でした。トムクルーズ主演の「アイズ・ワイド・シャット」にも出演しているのですね。
グラス夫人の役でダイアン・レインが出演していますが、美しくセクシーではあるものの、今一つ彼女の存在感が生かされていませんね。キャリア低迷の時期だったのでしょうか。
タイトルが「グラスハウス」にも関わらず、サスペンスの仕掛けとして全面ガラス張りの豪邸の構造が生かされていませんでしたね。
ラストはカーチェイスの末、ルビーが復讐を果たす展開なのですが、グラスハウスのスケスケの構造を生かした攻防戦の方が面白かったかもしれません。
水島新司作「銭っ子」は、事故で両親を亡くし叔父夫婦に引き取られた健と亜子の兄弟が、虐げられながらもたくましく生きるというストーリー。
頼りないお坊ちゃんだった健が、金儲けの天才「銭神」のすさまじいまでの銭儲けの手ほどきを受け、逞しく成長していく。
子供の頃、従妹の家でこの漫画を読んだのですが、今は優しく接してくれている叔父も、私の両親が亡くなったりしたら掌を返したように冷たくなるのかと想像し、とても恐ろしくなったのを覚えています。
銭神の数多くの名言「物乞いは、銭儲けの基本じゃ」「子供じゃ。一人で生きていけんのは大人でも子供じゃ」「人間が月へ行った。全部銭のおかげじゃ」が記憶に残っています。
やはり無償の愛を与えてくれるのは、この世で親だけですね。
能天気な女子高生だったルビーが、両親の死によって拠り所を失い、弟を守るため徐々に逞しく成長していく…
想像を絶する体験をした彼女は、簡単には騙されない賢い大人になるのではないでしょうか。
今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。
総合評価☆☆☆☆☆
ストーリー★★
流し見許容度★★★
午後ロー親和性★★★★★
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