スノーホワイト
午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー4月3日放送スノーホワイトの感想です。
Amazon.co.jpより引用
公開年 2012年
監督 ルパート・サンダース
公開当時 シャーリーズ・セロン36歳 クリステン・スチュワート21歳
グリム童話の実写映画化を見ていつも思うのは、映像は人間の想像力を容易に超えられないという事です。
白雪姫やヘンゼルとグレーテル 赤ずきん シンデレラなど実写化されているものは多いのですが、子供の頃から絵本を読んでいるせいか頭の中で映像が出来上がっており、どんなにVFXを駆使してもなかなか想像力の範疇を超えられないような気がします。
そのせいか童話の実写化というのはどれも期待外れに終わることが多いのです。
このスノーホワイトは原作のグリム童話に人間の醜さやグロテスクな部分を加えてダークファンタジーに仕上がっています。
グリム童話は読み方によってファンタジーだったりホラーだったりするので創作意欲をそそられるのでしょうね。
ディズニーランドのアトラクション「白雪姫と七人の小人」が意外に怖いのもこの物語の2面性を表しているように思います。
シャーリーズ・セロン演じるラヴェンナはちょっと情緒不安定な感じとイッちゃっている目が何をしでかすかわからなくて怖いですね。
クリステンスチュワートの若さと美貌も彼女の存在感の前では霞んでしまいます。
なんとなく流れゆく日々より引用
クリステン・スチュワートはきりっとした男顔の美人で戦うプリンセスの役にぴったりですね。
ニコニコニュースより引用
彼女はどこか中性的な少年のような魅力があり映画「チャーリーズ・エンジェル」でも輝く魅力を放っていました。
この映画でも崖から飛び降りたり馬に乗って疾走したりと優れた身体能力を見せていましたね。
弟のフィンはラヴェンナのしもべのように働くのですが、時々ヘマをしてボコられるのが可哀そうでしたね。
女王が村の娘を誘拐し生気を吸い取るシーンがありますが、私は「血の伯爵夫人」の異名をもつエリザベート・バートリを思い出してしまいました。
シネマトゥデイより引用
エリザベート・バートリの話は映画化もされており、彼女は自らの美を保つためおよそ600人もの村娘を誘拐しその生き血を浴びていたというのです。
そのきっかけというのが、ある日怪我をした次女の血が偶然手の甲にかかってしまいその血を拭きとったあとの肌が美しくなったように見えたからそうです。
科学的に考えてもそんなことはあるはずが無く人間の思い込みの怖さがわかります。
スノーホワイトは原作には登場しない猟師のエリックとラヴェンナ打倒のため共闘することになります。
ラヴェンナの策略で毒リンゴを食べ仮死状態に陥ってしまいますが、彼女を目覚めさせるのはウィリアム王子では無くエリックでしたね
映画バー まったりとMIKA'S BARより引用
子供の頃からさんざん苦労を重ねてきたからか、お坊ちゃまの王子様では無く結婚歴もありサバイバル能力のある男性を選ぶのですね。
最後はエリックと共にに軍隊を編成してジャンヌダルクばり女王の城に攻め入り復讐を遂げるのです。
彼女なら並みの男より偉大な王になりそうですね。
クランクイン!より引用
鏡の中から鏡の精が現れる液体金属のようなVFXはこの映画の見どころの一つですね。
なんとなく流れゆく日々より引用
美しい女性にとって逃れようのない運命である「老い」は並みの女性のそれと比べ大きなストレスなのではないでしょうか。
鏡は見るときに自然と自己補正をかけているので真の姿を映し出していない事がありますよね。
本当に残酷なのは写真だと思うのです。
不意に撮られた自分の写真などを見ると愕然とすることがよくあります。
人間も猫や犬のように外見があまり変化しないまま老いる事ができれば幸せでしょうね。
彼らが人間に愛される理由は死ぬまで可愛さを保ち続けられるという点ではないかと思うのです。
今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。
総合評価★★★★★
ストーリー ★★
午後ロー親和性 ★★★★
流し見許容度 ★★★★★
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