ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT

2022年2月16日2023年4月28日

午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー２月１５日放送のワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTの感想です。

Filmarks映画より引用

公開年　　２００６年
監督　　　ジャスティン・リン
公開当時　ルーカス・ブラック２３歳　サン・カン３３歳　北川景子１９歳

この映画の一番の見どころは日本の文化を色々と勘違いしている所ではないでしょうか。

アメリカの高校生ショーンは拘置所送りを免れるため日本の高校に転校することになる。東京を舞台にカーレースを通して仲間との友情や恋人との絆を深め、ある時は日本のヤクザとのトラブルに巻き込まれながらも成長を遂げる様を描く……といったストーリーです。

全編に渡って車と女をめぐる男の意地の張り合いとはったりのかましあいを見せられる映画といった感じです。

ある特定の男性は車と女、この２つに対しては異常にムキになる傾向がありますよね。

主演のショーンを演じたルーカス・ブラックは広めのデコや後退した生え際など主役を張るにはちょっと厳しい俳優ですね。
仲間とのいざこざで拘置所送りになるのを免れるため、日本の高校に転校するという急な進路変更を余儀なくされます。
まさかの学ランで初登校するショーンですが、どう見ても高校生というより海外から赴任してきた英語の教師にしか見えません。

女教師役は柴田理恵です。

タマジローの勝手に映画レビューより引用

この高校の学校給食の豪華な事…
まるで高級ホテルのランチビュッフェですね。
私は正直このシーンが一番印象に残っています。

ところでショーンの通う高校ではクラスに２～３人くらいの割合で外国人留学生が在籍しているのですね。
まるでプロ野球の外国人選手枠のようですね。

日本に住む元軍人の父親の所に身を寄せることになったショーンですが、父親に高校生として秩序ある生活を送るように指導されます。
デリヘル嬢を家に呼んでる所を息子に見られているのによく偉そうに説教できますよね…

ハン役のサン・カンはその存在感で主演のルーカス・ブラックを喰ってしまっていますね。
あるいは彼こそこの映画の本当の主演なのかもしれません。

芸能大学より引用

２００キロ近いスピードで公道を走ったり、銃を所持していたりと渋谷が完全に無法地帯と化していましたね。
ハンがショーンにスピード違反でパトカーに追跡された時、「日本のパトカーにはリミッターが付いている。２００キロ以上出している車は絶対に追いつけないからやつらもあきらめるのさ」……外国人留学生にでたらめを教えてはいけませんね。

妻夫木聡がスターター役で一瞬だけ出演していますね。
ちなみに彼の役名はExtremely Good Lookinng man(極めてハンサムな男)だそうです。
まぁ　そうなんですけどね…
セリフは「んGO!!」だけでしたね。
その他この映画には他にも中川祥子や千葉真一、小錦などの日本の有名人も出演しており所々で「はうあっ！」とさせられますね。

銭湯のシーンやパチンコ店など随所に日本を意識したシーンが登場するのですが芸者が出なかったのが不思議なくらいです。

ナタリー・ケリー演じる高校生のニーラは、女子高生なのにヤクザまがいの男と付き合ったり世を達観した雰囲気といいとても十代には見えませんね。

RENOTE [リノート]より引用

主演の恋人役はナタリー・ケリーより北川景子の方が良かったのではないでしょうか。
彼女の美しさなら十分世界に通用すると思うのですが…
ナタリー・ケリーに無理やり変な日本語をしゃべらせるくらいなら北川景子に英語をしゃべってもらったほうが自然だったかもしれません。
トレラボより引用

ドリフト走行というのはタイヤを横滑りさせながら走行させるテクニックなのですね。
カーブを曲がる時に体制を早く立て直せるためスピードを競うレースには不可欠の技なのかもしれません。
アメリカのような横幅の広い直線距離の道路の少ない日本だからこそ生かせるドライビングテクニックなのででしょうか。
広大な国土を持つアメリカに住む人々にとっては自動販売機の内部構造のような立体駐車場や学校の二段式の駐輪場も物珍しいでしょうね。

日本を舞台にしているといっても主要な登場人物はほぼ外国の俳優でしたね。

欧米の人はアジア人の顔の区別が付かないと良く聞きますが、この映画の制作陣もその辺を踏まえて適当にキャスティングした感が否めませんね。
でも東京の渋谷を舞台にキュキュキュ～ッと走るカラフルな車やカーレースを取り巻く若者のグルーブ感などはワイスピシリーズだけあって見応えがあります。

主要人物のほとんどが多国籍な外国人俳優でまとめられており、東京が舞台というより日本の中のリトルアメリカといった感じですね。

私は劇中に流れる女性が甲高い声で「TOKIO～♪TOKIO～♪」と歌う曲が気に入ってしまい、後で曲名を検索してみようと思っています。

今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。

総合評価★★★★★
ストーリー　　　★★
午後ロー親和性　★★★★
流し見許容度　　★★★★★
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