コララインとボタンの魔女
今回は午後ローではありませんが私の大好きな映画「コララインとボタンの魔女」の感想です。
私はストップモーションアニメが大好きです。
1コマ1コマ人形を動かして撮影するため膨大な手間と時間を要し、近年のCGアニメには無い製作者の熱量とぬくもりが感じられます。
可愛さの中にどこか怖さと毒々しさが混在しているような作品が好みです。
この映画は子供が見たら意外な怖さにトラウマになってしまうのではないでしょうか…。
私は映画館で3D上映で見たのですが、ストップモーションアニメと3Dは相性が良いのではないかと思いました。
数多くのストップモーションアニメが制作されていますが私はこの「コララインとボタンの魔女」「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」「JUNKHEAD」の3作品が秀逸だと思います。
技術は素晴らしいのに、スケールが壮大すぎてストップモーションアニメ独特の持ち味を出せていない作品も多いのですが、ストップモーションアニメは手作り感が命だと思うので、映画を華やかにするためとはいえCGは絶対に使って欲しくないのです。
箱庭の中を子供の目線の高さで見るようなスケール感のものが、ストップモーションアニメにはふさわしいような気がします。
内容も練りこまれており、コララインが徐々に異世界に引きずり込まれていく様子がサスペンスタッチで描かれていて、何度も見たくなるような中毒性がありますね。
コララインのキャラクターも適度に反抗的で親近感がわきます。
登場人物もそれぞれみなユーモラスでありながら毒があり、特に地下に住む元女優の姉妹のキャラクターは、女性の業を感じさせるようなまがまがしさがありますね。
「コラライン」と「ナイトメア」はどちらもヘンリー・セリックが監督なのですね。
このダークな世界観とセンスは誰にも真似できませんね。
彼の次回作はいつ見られるのでしょうか…
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