コピーキャット

2023年4月2日


午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー5月11日放送のコピーキャットの感想です。
コピーキャット(半券) - 映画チラシのデビッドさん

公開 1995年
監督 ジョン・アミエル
公開当時 シガニー・ウィバー45歳(犯罪心理学者ヘレン) ホリー・ハンター37歳(FBI捜査官モナハン) ハリー・コニック・ジュニア27歳(ダリル・リー・カラム)

連続殺人事件が発生したサンフランシスコを舞台に、過去の殺人の手口を模倣する正体不明の連続殺人犯を追う犯罪心理学者と女刑事の戦いを描いたサイコサスペンス。

コピーキャットとはすでにある物をや事をそっくり真似する者を揶揄する俗語なのですね。
この映画では、過去に起こった猟奇殺人を細部にわたって模倣する犯罪者の事を指しているのです。

27年前の映画ですが、さほど古さを感じません。
公開当時、人気ミュージシャンのハリー・コニック・ジュニアが猟奇殺人犯を演じるとあって話題になったのを覚えています。
彼の顔芸に支えられていたといっても過言ではありませんね。
正直、真犯人が霞んでしまうほどの存在感がありました。石ころぼうし | SSブログヘレンを前に「パンティ」を連呼する彼に、俳優に本腰を入れようとする意気込みを感じます。

セカオワのボーカル深瀬智が映画「キャラクター」で映画初出演ながら猟奇殺人犯演じていましたが、意外にもハマっていました。
自らの音楽性とは真逆の世界観である、猟奇殺人犯を演じることの意外性もあったかもしれません。
ハリー・コニック・ジュニアも音楽性とは真逆のギャップが役を引き立てたのかもしれませんね。

シガニー・ウィバー演じる犯罪心理学者のヘレンは、自ら公演した会場のトイレで凶悪な殺人犯ダリルに襲われるのです。こんな目にあったら誰でも外出するのが怖くなりますよね。
コピーキャット【2点/10点満点中_話が支離滅裂】(ネタバレあり・感想・解説) | 公認会計士のわんぱく洋画劇場

シガニー・ウィバーは、見えない敵との恐怖に震えながらの攻防戦をさせたら右に出る者はいませんね。
見開かれた目や、鼓動が聞こえてきそうな緊迫感のある演技は彼女ならではです。
最後には腹をくくって、犯人と対峙するのも「エイリアン」を彷彿とさせます。

コピーキャット||洋画専門チャンネル ザ・シネマ

ホリー・ハンターは優秀なFBI捜査官でありながらキュートで、肩の力が抜けている感じが良いですね。
男社会の警察の中で、硬軟合わせ持ちながら自らの信念を貫く姿勢が、できる女の余裕を感じます。

コピーキャット」 トラウマ VS 犯罪心理学者 | 映画キロクヘレンの助手アンディや、モナハンの相棒ルーベン刑事が真犯人か、と思わせる部分のありつつ、やはりマザコンのピーターが犯人だったのですね。
映画の前半で早々に犯人が明かされたため、途中で何かどんでん返しがあるのかと思いましたが…
コピーキャット』キラー : 映画をつなげて観るブログダリルが自らを神に例え、「俺には12人の使徒がいる」と語っていたように、彼は刑務所から外部に発信し、自らの犯罪を模倣させていたのです。
真犯人のピーターとは子弟の関係なのですね。

ピーター逮捕後も次々とヘレンを襲うであろダリルの「使徒」たち… でも、ヘレンはもはや怯える事をやめ、おーし、戦ってやろうじゃないか!と覚悟を決めたように見えます。ネタバレ】映画『コピーキャット』あらすじを徹底解説! | SORTE PLUS(ソルテプラス)|レディースファッションメディア

私は20代の時にこの映画を初めて見たのですが、映画の序盤でヘレンがトイレに入るシーンで初めて公衆トイレの便座に敷く便座シートの存在を知ったのです。便座シートが切れていたため、ヘレンは仕方なくトイレットペーパーを敷くのですが、アメリカ人の衛生観念や合理性に感心したものです。
当時はまだ公衆トイレでも和式トイレが大半を占めており、洋式トイレであっても地下座りは当たり前、それが不潔という概念は無かったのです。(私だけかもしれませんが)
トイレで便座シートを見ると、なぜかこの映画を思い出してしまいます。

今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌します。

総合評価★★★★★
ストーリー★★★
午後ロー親和性★★★★★
流し見許容度★★
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画像引用元
ブログ石ころぼうし
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