イレイザー

2022年1月29日2024年2月14日

午後のロードショー大好きなパート主婦です。
今回は午後ロー２月１４日放送イレイザーの感想です。

公開　１９９６年
監督　チャック・ラッセル
公開当時　アーノルド・シュワルツェネッガー（４９歳）　ヴァネッサ・ウィリアムズ（３３歳）

今回この「イレイザー」を見ていてあれ？こんな話だったっけ…と思ったのですが、同じくシュワルツェネッガー主演の「トゥルーライズ」と内容がごっちゃになっていました。
シュワルツェネッガーは同時期に同じような作品に連続して主演しているのですね。ターミネーター２公開後でアクションスターとしての黄金期の作品と言えるのではないでしょうか。
イレイザーと呼ばれる証人の死を偽装して過去を消去する証人保護プログラムを執行する連邦保安官が活躍するお話なのですが、公開当時シュワルツェネッガーと人気歌手ヴァネッサ・ウィリアムズの異種共演も話題になったのを覚えています。
公開当時映画館で他の映画をみた時にこの映画の予告編を見たのですが、「すべてを消すためにあの男がやってくる…」ダダダーンといった感じでどえらいアクション超大作、こうご期待!!といった感じでした。
改めて見るとB級感が否めませんね。

ヴァネッサ・ウィリアムズ演じるカレンが最新鋭兵器の密売の証拠をつかむため証拠となるディスクをコピーしたことが敵にばれて命を狙われるところからのシュワルツェネッガー演じるジョン・クルーガーに救われるまでの展開はテンポよくスリリングに描かれていますね。

それにしても小悪党のジョニーは本当に義理堅い良い奴ですね。ジョンが証人保護プログラムのため任務で助けたのに最後まで恩義に感じて協力し続けるなんて…　こういう人間になりたいものです。
敵の本陣にピザボーイに扮して乗り込んだ時、口から泡を吹いて心臓発作を起こしたフリをしていましたが、その後仮病にもかかわらず救命室で電気ショックの心肺蘇生を受け大変な事になるのです。

動物園のワニに襲われるシーンは予告編でも使われていました。
水槽が割れ展示されていたワニが飛び出し襲われるという現実では極めて起こって欲しくないことが起こるのですが、それにしても人間の手で飼育されていたにも関わらずワニのやんちゃな事…　野生のワニも顔負けのワイルドさですね。
シュワルツェネッガーも最初はビビりまくっていたくせにワニを銃で撃って一言「鞄にするぞ」…
彼は何かとこういった捨て台詞を吐くことが多いですね。

飛行機、動物園、港とアクションのステージが移り変わる様はバイオハザードのようで見る者を飽きさせませんね。

アメリカの承認保護プログラムというのは他の映画でも度々登場しますが、銃社会で治安の悪いアメリカで本当に証人を守り切ることなどできるのでしょうか。
相手がマフィアだったりした場合証言するのはよほどの勇気が必要でしょうね。
証人の命と生活を守るのは当然予算がかかると思うので警察の威信をかけた大事件とか大企業の不正などの大きな案件で発動されるのでしょうね。
アメリカほど国土が広ければ州をまたいで住む場所を変え、違う人間として生きることも可能かもしれません。

シュワルツェネッガーの映画は午後ローで定期的に放送されますが、セガール映画のごとく頭を空っぽにしてボーっと見るにはぴったりなのです。

今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😊です。

総合評価
ストーリー　　　★★★
午後ロー親和性　★★★★★
流し見許容度　　★★★★★
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