ノア　約束の船

2021年12月16日2023年4月23日

午後のロードショー大好きなパート主婦です。
仕事から帰って何も考えずボーっと午後ローを見るのが私にとって至福の時間です。

今回は１２月１５日に放送されたノア　約束の船の感想です。

Yahoo!映画より引用

長年不眠症に苦しむ私の友人がこの映画を映画館に見に行って爆睡したと言っていたのであまり期待せず見たのですが、気楽に流し見するには良い映画といえますね。午後ローではカットされているものの、実際には１３８分の長編で旧約聖書のノアの箱舟の史実を淡々と描いているため映画館で見たら早送りしたくなってしまうでしょうね。
先日午後ローで放送されたローランド・エメリッヒ監督の「２０１２」もノアの箱舟の物語のアレンジと言えるでしょうね。
地球が滅亡するときも、地球上のあらゆる生物のつがいを宇宙船に乗せて脱出なんてこともあるかもしれませんね。

ノアの次男ハムが箱舟に乗り込もうとする時、「兄さんにもイラがいる。父さんにも母さんがいる。動物もみなつがいになっている。僕も伴侶が欲しい」「いつまでも子供のままなんて嫌だ！」
まさに心の叫びですよね…
伴侶を求めて村へ走り出す姿を見ると単なる思春期の暴走というよりは、子孫を残すというのは人間の本能なんだなと改めて感じます。

エマ・ワトソン演じるイラが箱舟の中で双子の女の子を出産しますが、改めて出産というのは神聖で神秘的な儀式にも近いものがあるのだなと感じます。

ラッセル・クロウの映画「グラディエーター」は大好きなのですが本当に大作が似合う華のある役者ですよね。

エマ・ワトソンも女性としての目覚めや妊娠、出産のシーンもあり　ハリーポッターのイメージからすると大人の女優になったなあと思います。
MOVIE WALKER PRESSより引用

数十年前の映画でジェニファー・コネリーがデヴィッド・ボウイと共演していた「ラビリンス　魔王の迷宮」は大好きで何度見たかわかりません。久しぶりに彼女を見ましたが良い感じに年齢を重ねてますね。
大洪水で漂流の末、トルコのアララト山に漂着したと言われるノアの箱舟ですが、なんと現在同じ場所でノアの箱舟の残骸が見つかったという報告もあるのですね。上空から見るとノアの箱舟とほぼ同じ大きさの船底らしき形をしたくぼみが見えるというのです。
キリストの遺体を包んでいたと言われる聖骸布や血の涙を流すマリア像など、キリスト教にまつわる都市伝説は数多くありますね。
神に対する畏怖の念を感じるためにもどうか科学的な調査などはせず、ロマンの余白を残しておいてほしいものです。
この映画は聖書の知識がないと、説明無しではなかなか深い所まで理解するのは難しいかもしれませんね。